さて賛否両論のiPhoneですが、下記の記事がかなり興味を引きました。

以前iPhone、ソフトバンクモバイルから登場--ドコモは「残念」とのコメントでもかいたが、相変わらずこの記事から見える日本の携帯キャリアのハード至上主義、サービス単発主義は変わっていないなぁと感じています。
LISMOの課金は1曲420円だが、iTunesでは99セント。音楽の価値が4分の1と評価されているわけだ。権利者の価値を大事にしたいという思いが強いところは、LISMOのビジネスモデルを高く評価してくれるはずだ。

Webで誰かがきちんとアーティストにお金が渡っているのか?権利者が儲かってるだけじゃん?
と書いていたが、4倍の料金の内訳を見てみたい。総ダウンロード数で相当な開きがあると思うのですが・・・。
私が権利者であれば10倍Itunesがダウンロードされていたら当然itunesに曲を提供したいと思います。
さらにいえば音楽が聴ける携帯を持ちながら、あえてiPodを持ち歩いている私は、この2台が高度に統合されたというだけで最高に萌えます。
当然iPodを使っていた人はPC前提でつかっているので、iTunesでの曲の購入が無線でなくてはできないなんて気にしていないのです。

「タッチパネルは快適さがある」
燃料電池の研究もしているし、将来は画面も電子ペーパーみたいなものが入ってくるでしょう。

ここにやたらハードよりな感覚がみえてきますが、私の個人の考えではタッチパネル、燃料電池、Lismoと単発で考えてもユーザ(あくまで私個人)はちっとも萌えません。求めているのはそれらが高度に洗練され、統合されたおもてなし度の高い携帯なのです。機能が多い携帯がおもてなし度が高いわけではない点もポインツです。

日本の携帯=最高に高度な機能が凝縮された電話ベースの究極のハードウェア
iPhone=最高のおもてなしを実感できるポケットPC(電話はおまけ)

iPhoneはどちらかといえばパソコンなんです。はい なのでちょっと不便だろうが(カット&ペーストがいまだにないとか(次のアップデートで関数が実装されているという未確認情報あり))、いろいろインストールして育てていけるのです。iアプリなどとは次元が違うのです。

ただし、日本の携帯に高度に慣れてきてしまっているユーザにはiPhoneの操作はかったるい、
逆に複雑に感じるのかもしれません。そういう点で携帯を使う人間にも頭の切り替え(アナログ->デジタルのような)が必要であり、その先にあるのは楽しさだと思います。
少なくても私は購入前からそう感じています(じゃあいつ購入するんだと言われると諸事情により9月以降見つけ次第です)

iPodを買ったときから以前使っていたMP3プレーヤーは何だったのと感じたあの感覚。
その感覚を携帯で味わえることが間違いないiPhoneが早くほしい今日この頃です。

よかったらこちらもどうぞ。
メーカの方が語るわれわれはテンキーにしばられているのかもしれない。
例えて言うなら、日本のケータイはリフォームを繰り返した、築何十年の注文住宅なんです。どんなに、内装や外装は変えられても、基本構造の梁や柱は変えられない。一方のiPhoneはオール電化でバリアフリーが完璧のデザイン住宅。どちらが住み心地がいいのかなんて、一目瞭然です」
などが印象的な記事です。